サッカーJ1鹿島、新監督に中後雅喜コーチが昇格

サッカーJ1の鹿島アントラーズは、10月9日新監督に中後雅喜コーチを昇格させる人事を発表しました。ここ数年無冠の鹿島アントラーズは、今季、組織的攻撃の強化を目指しましたが、夏場以降の失速で優勝が絶望視され、6日にランコ・ポポヴィッチ監督を解任していました。

就任した中後雅喜新監督は、千葉県出身、駒沢大学卒業の42才。鹿島では、ミッドフィルダーとしてプロ入り後の2005年から4年間プレーしました。2017年に引退し指導者に転身後は2024年からコーチに就任していました。今日のオンライン会見で中後監督は、「このクラブで監督の仕事をする責任は重く感じている。伝えるということを意識して、選手たちが躍動できるようにしていきたい」と話しました。

また、アントラーズはあわせて、本山雅志アカデミースカウトと23才以下日本代表のコーチだった羽田憲司氏がコーチに就任し、中田浩二プログループマネージャーが強化責任者・フットボールダイレクターをつとめることも発表しています。