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2024年09月30日(月曜日)
ドライバーバンク「発進」10月から募集 つくば市など4市連携で事業
地域の公共交通が抱えるドライバー不足などの課題を解決するため、つくば市、土浦市、牛久市、下妻市の4つの市の市長は、9月30日つくば市役所で合同の記者会見を開き、一般のドライバーを集めた「ドライバーバンク」を導入し、来年1月から連携して「ライドシェア」事業に取り組むと発表しました。
ドライバーの不足で、路線バスの減便や路線の廃止などが相次ぐ中、各自治体は、最終のバスの時刻が早い地域や、バスが廃線になった地域などで「ライドシェア」を運行します。「ドライバーバンク」 の導入は国内で初めてとみられます。ドライバーの募集は10月1日から始まり、安全運転の研修を受けてバンクに登録します。
事業は、国の制度を活用して行われます。4つの市は、事業の効果や課題を探りながら、公共交通の維持につなげたい考えです。