つくばみらい市に窓の補助キーを寄贈 　つくばの製造会社

防火シャッターの安全装置などを製造する、つくば市の「サンユウテック」は、自ら開発した窓の補助キー50個をつくばみらい市に寄贈しました。子どもの転落防止などに活用してもらう狙いです。9月5日には、市内の市立すみれ幼稚園で補助キーの取り付けが行われました。

「サンユウテック」の岩川光治社長が、子育て支援に力を入れるつくばみらい市の取り組みを知り、子どもの安全確保に役立ててもらおうと寄贈を決めました。

市は閉校になった小学校の校舎を利用しているすみれ幼稚園のほか、市立わかくさ幼稚園で補助キーを活用し、2階の掃き出し窓などに設置されました。

東京消防庁によると、去年までの5年間に東京都内の住宅などで起きた5歳以下の子どもの転落事故は62件、うち47件が窓、15件がベランダからの落下でした。すみれ幼稚園では、「こどもたちの安全が十分確保できる」と喜んでいるということです。