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2024年09月20日(金曜日)
有料にする緊急性低い119番 基準示さず 県議会の委員会が閉会中審査を決める
茨城県が有料化を予定している緊急性の低い救急車の利用について、茨城県議会の保健医療福祉委員会は、運用の基準があいまいだとして、10月以降の閉会中審査で執行部から詳細な説明を求めることになりました。
9月19日の委員会で、県保健医療部と病院局の担当者は「緊急性の有無を判断する医師が精神的に圧迫される恐れがある」と述べ、これに対応するための新たな相談窓口を開設する方針を示しました。しかし、料金を徴収するかどうかを判断する病院や救急隊の運用基準、周知徹底の方法と予算は示しませんでした。このため、県議会の保健医療福祉委員会では、10月以降の閉会中審査で執行部から詳細な説明を求めることになりました。