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2024年09月19日(木曜日)

天然ウナギを守る パルシステム連合会などが 涸沼でモニタリング事業を開始

ウナギの住みかとなる「カゴ」を水中に設置し、定期的なモニタリング・観測を行って、天然ウナギ資源の回復を目指すプロジェクトが涸沼で始まることになり、9月19日、茨城町の親沢公園で設置式が行われました。このプロジェクトは、10年ほど前から、ウナギの資源回復に取り組んでいるパルシステム連合会と、長年うなぎの研究に取り組んでいる九州大学の望岡典隆特任教授などが行うものです。

ウナギのすみかとなる、網かごに石を詰めた「石倉カゴ」を定期的に観測することで、ウナギの生態や生息環境のデータを入手する事が目的です。石倉カゴでのモニタリング事業をパルシステムと共同で行うのは、鹿児島県の大隅地区に次いで2カ所目です。

今回、涸沼に設置された石倉カゴは2つで、11月頃に最初のモニタリングを行う予定です。

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