ニュース

2024年09月17日(火曜日)

基準地価 県平均は3年連続で上昇 茨城県

土地取引の目安となる基準地価が公表され、つくばエクスプレス沿線地域や圏央道周辺の地価の大幅な上昇があり、茨城県全体の平均は3年連続で上昇しました。今年7月1日時点の住宅地や商業地など県内547地点の全ての用途の平均は1平方メートル4万100円で、前の年より1100円、率にして0・9パーセント上昇しました。

用途別では住宅地が2年連続で、商業地が3年連続で上昇しました。工業地は9年連続で上昇し、上昇率は去年よりも拡大しました。これは、つくばエクスプレス沿線地域や圏央道周辺での地価の大幅な上昇と、その他の地域でも下落率の縮小効果がみられるということです。なお、地価が最も高かったのは商業地がつくば市研究学園5丁目で33万円、住宅地がつくば市吾妻1丁目で19万6千円でした。また、県庁所在地の水戸市の5地点で、去年に引き続き地価の上昇が見られました。常磐町1丁目が51200円、笠原町が46000円、千波町が48400円、白梅が56600円、元吉田町が43600円で、0・2%から0・6%の上昇でした。

新着記事一覧