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2024年09月12日(木曜日)

茨城県議会 台風13号被災 年度内に道路、河川修復へ

県北3つの市を襲った台風13号水害の被災地では、道路や河川の改修工事が2024年度内に終了する見込みであることがわかりました。9月12日の県議会で、いばらき自民党の豊田茂議員と、国民民主党の大足光司議員の一般質問に林利家土木部長が明らかにしました。

2023年9月に発生した台風13号水害では、3人が死亡したほか、日立市、高萩市、北茨城市の県北3つの市を中心に農業や商業、インフラなど50数億円の被害が判明しています。

一般質問で道路や河川の復旧具合を2人の議員から問われ、林部長は道路について「土砂崩れなどが起きた県管理の道路は、55か所中48か所が復旧し、片側交互通行などにある日立山方線や十王里美線を含めた7か所も2024年度中に通行止めが解除できるよう対策工事を進める」と答弁しました。また、県管理の河川についても、「護岸崩壊が発生した55か所中、47か所が復旧した。残りも2024年度中に完了できるよう工事を進める」と語りました。

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