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2024年09月12日(木曜日)

高齢者数、高齢化率、茨城県は、最多・最高

茨城県内の65歳以上の高齢者数と高齢化率が、ともに過去最高を更新したことが、県統計課などのまとめでわかりました。9月16日の敬老の日にちなんで発表されたものです。

7月の常住人口調査結果に基づき、9月16日現在の数値を推計したところ、65歳以上の高齢者が85万4503人、また総人口に占める割合を示す高齢化率が31・0%で、ともに過去最高を更新しました。男女の内訳では、男性は38万4739人、高齢化率28・0%。女性は46万9764人、高齢化率34・0%でした。市町村別の高齢化率は大子町が50・4%で最も高く、次いで利根町が45・5%、そして常陸太田市、河内町、城里町も40%を超えています。逆に、最も低いのはつくば市の20・0%でした。地域別では県北地域が最高の37・8%で、前の年から0・66ポイント上昇しました。鹿行地域と県西地域も30%を超えています。県内の高齢者人口は1920年の調査開始以降、一貫して増えています。1995年に14・2%だった高齢化率はこの30年近くで2倍あまりになりました。一方、都道府県別の高齢化率の順位をみると、茨城県は、全国平均の29・1%を1・5ポイント上回っていますが、全国順位では 32位となっています。

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