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2024年09月05日(木曜日)

筑波大の海外分校開校 マレーシア、 マハティール元首相が提唱

つくば市にある筑波大学はマレーシアの首都、クアラルンプールに分校を開校し、9月2日、入学式を行いました。分校の開校はマレーシアから見て東にある日本の経済成長に学ぶ「ルックイースト政策」を進めたマハティール元首相が日本の大学の誘致を提唱し、マレーシア政府が働きかけていたものです。

筑波大学によりますと、マレーシア分校は海外で日本の学士の学位を授与する初めての大学となります。マレーシアで最も歴史の古い大学であるマラヤ大学の敷地内にあり、筑波大学が新たな学部として「学際サイエンス・デザイン専門学群」を設けました。2日、現地・クアラルンプールで開校式が行われ、筑波大学の永田恭介学長は「教育を通じて、日本の伝統や文化の発信に寄与するとともに、この地域に根差すことで、両国のさらなる信頼関係の強化にも貢献したい」と挨拶しました。

分校での講義は日本語と英語で行われ、日本語は必修科目となっています。1期生はマレーシア人7人と日本人6人の合わせて13人が入学しました。

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