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2024年09月02日(月曜日)

常総水害 浸水被害 控訴審 第1回口頭弁論は9月9日 東京高等裁判所で

9年前の関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、浸水被害が起きたのは国の河川管理の不備が原因だとして、常総市の住民らおよそ30人が国に賠償を求めている控訴審裁判は、9月9日に東京高等裁判所で1回目の口頭弁論が行われることになりました。

弁論を前に、9月2日、原告の一部が常総市役所で記者会見を開き、裁判への思いを訴えました。常総水害の裁判は国の河川管理や改修計画の進め方が争点で、2年前の2022年7月の水戸地裁判決では原告の請求の一部を認め、国が若宮戸地区の9人に対し賠償金を支払うよう命じましたが、国、原告ともに控訴していました。

第1回口頭弁論は9月9日に東京高等裁判所で原告による意見陳述などが行われます。裁判は年内に結審する予定です。

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