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2024年08月30日(金曜日)
被爆地広島訪問の高校生 被爆地の実相を胸に刻む
取手市の高校生たちが8月、被爆地広島を訪問し、79年前に何が起きていたのかを学び、訪れていた外国人らへのインタビューなどを通し、被爆地の真実を胸に刻みました。
高校生たちは取手市の社会奉仕団体「アンサム」で活動し、平和について考える学習を重ねてきました。「アンサム」で自らを「コーチ」と称して高校生たちと活動する元教員の大滝修さんは8月24日、常総市で講演し、高校生の被爆地広島への訪問について語りました。
講演では、アメリカの留学先でキノコ雲の校章に疑問の声をあげた高校生の勇気に背中を押され、被爆証言を始めた、広島市の後東利治さん・85歳について取り上げました。
広島訪問を強く望んだ取手一高3年の飯田彩恵さんは外国人の声を聴くインタビューを体験しました。
アンサムは2014年に発足しました。東日本大震災で被災した人たちとの交流、地域の子どもたちの居場所づくりなど、社会の課題に向き合い、自分たちができることを話し合って実行してきました。