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2024年08月30日(金曜日)
日立市本庁舎 去年の台風被害からの 復旧費用 およそ30億円半ばに
去年の秋の台風に伴う大雨の影響で、庁舎が浸水した日立市は、市役所の復旧と安全対策にかかる費用が、およそ30億円半ばになるとの見通しを明らかにしました。これは、8月29日開いた日立市の定例記者会見で明らかにしたものです。
復旧と安全対策のうち、早急に対応する必要がある電源設備の復旧工事と水の侵入を防ぐ壁の設置については9月の定例市議会におよそ4億円の補正予算案を提出する予定です。日立市では今年7月、庁舎の安全対策計画の素案をまとめました。溢水した庁舎裏の数沢川と平沢川の改修工事などを含め、2年後の2026年度までに完了させるとしています。