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2024年08月27日(火曜日)

茨城県、77億6500万円9月補正予算案発表

茨城県は8月27日、今年度の予算額を77億6500万円増額させる9月補正予算案を発表しました。主な目的は、人口減少の中で多様な人材の活用と生産性の向上を図る事業者の取り組みを促進し、社会基盤の強化を目指すことです。

多様な人材の活用では、外国人、特にインドからの人材受け入れを強化するため、現地調査や送り出し機関の開拓を行います。また、外国人患者が安心して医療を受けられるように、多言語通訳サービスの導入を進めます。福祉・医療分野の支援では、介護施設の従業員の賃上げを促進するため、見守り機器「ベッドセンサー」の導入費用を補助します。医師の長時間勤務を減らすためICT機器の導入や追加医師派遣に対する費用補助も行います。そして防災・減災対策では、田んぼダムの設置により、雨水を貯めて河川への流入を遅らせる取り組みを進めます。また、老朽化した橋梁の修繕や耐震補強など、社会資本の整備にも予算を充てます。アフリカ豚熱の防疫対策も含まれます。

これらの内容は、9月4日に開会する第3回定例議会で提案される予定です。

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