土浦・筑西で梨盗まれる　 収穫間近の盗難続く

収穫を直前に迎えた梨の盗難が茨城県内で相次いでいます。8月21日朝、土浦市内では梨およそ2750個被害総額30万円相当が盗まれたほか、22日朝にも、筑西市で盗まれた梨およそ840個がコンテナに積まれた状態で畑の脇の農道に放置されていました。盗まれたのはいずれも「豊水」という品種で、8月下旬からの収穫が間近になっていました。土浦市内で被害に遭った70代の男性は、まさか梨が盗まれるとはと話します。男性は、今後対策として、防犯カメラやセンサーライトの設置を検討しているということです。

筑西市などでは、ここ数年梨の盗難などが相次ぎ、警察によるパトロールでの巡回など、対策を強化していました。熟していない梨なども大量に持ち去られたことから、警察では、専門知識の無い複数人が、犯行を行ったとして捜査を続けています。

また茨城県警では、今後単価の高く、狙われやすいシャインマスカットなどが収穫の時期を迎えることから、防犯対策の強化を呼び掛けています。