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2024年08月22日(木曜日)
茨城パラスポーツ協会が設立
体に障害のある人がスポーツに親しめる社会を目指そうと、8月2日、茨城パラスポーツ協会が設立されました。県や市町村などの公的機関ではなく、パラスポーツの選手など個人が立ち上げるパラスポーツ協会は、茨城県が、都道府県レベルでは初めてということです。
パラスポーツは、健常者のスポーツにくらべ、練習ができる場所や相手などの情報が少ないうえ、装具に費用がかかるなどの課題もあります。
このため、パラリンピックのシッティングバレーで入賞歴がある茨城パラスポーツ協会の皆川哲雄理事長らが、8月22日、茨城県庁に大井川知事をたずね、企業や団体を含めた連携の強化と支援を要望しました。
協会では、今後、9月8日に土浦市内のプールでカヌー体験会を開くほか、競技人口の増加と指導者・サポーターの養成、障害者向け運動メニューの提供など社会全体の理解に繋げたいとしています。