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2024年08月22日(木曜日)
つくば市 国への請求漏れが901万円 去年 生活保護費で
つくば市は8月21日、生活保護費の債権管理状況を調べた結果、本来なら去年、国に請求すべき、国庫負担金の請求漏れが901万3058円あったと発表しました。市の職員の事務処理ミスが原因で、社会保障制度の頻繁な制度改正を背景に、年金と生活保護費の受給状況の把握を誤っていたということです。
つくば市では、今年に入り、生活保護に上乗せして支給される「障害者加算」認定などにあたって、法令の解釈を誤るなど、事務処理ミスが相次いでわかっており、市は今後、マニュアルを見直し、適切な事務処理を徹底するとしています。今回の事務処理ミスでは、8月9日、職員から部長に申し出があり、課内の調査で判明しました。請求漏れは、去年までの10年間で、2361万4435円になるということです。
今後の対応については、税収の確保などに当たっている「茨城租税債権管理機構」などと相談して決めたいとしています。