茨城県、77億6500万円　9月補正予算提案へ

茨城県が2024年度の予算額を77億6500万円増額する補正案を9月定例県議会へ提出する方針であることが8月20日、わかりました。大井川知事から説明を受けた県議会最大会派「いばらき自民党」の関係者が取材に応じたものです。

人口減少時代における外国人など多様な人材の活用や生産性向上のほか、水田を活用した流域治水対策と橋梁修繕など、防災減災を含めた社会基盤の強化が柱ということです。特に、外国人を含めた多様な人材の活用では、インドからの人材の受け入れを強化するため現地調査や送り出し機関を開拓するほか、外国人患者を受け入れるための多言語通訳サービスを進め安心して医療機関を受診できる環境作りを進めます。生産性向上に向けては、従業員の賃上げを進める介護施設などに、ベッドセンサーと呼ばれる見守り機器の導入費用を補助します。