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2024年08月19日(月曜日)
高校野球 霞ケ浦が智弁和歌山に粘り勝ち
兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれている第106回全国高校野球選手権で、茨城代表の霞ケ浦は、8月13日の第3試合で、和歌山代表の智弁和歌山に延長11回タイブレイクの末5対4で勝って春夏通じて甲子園初勝利を挙げ、3回戦に進むことになりました。
霞ヶ浦は、2回表、7番・鹿又の内野安打で先制したあと、5回にも2点を追加し、3対0とリードしました。先発した2年生エースの市村は、80キロ台のカーブなど緩急を使った「打たせて取る」投球で7回まで智弁和歌山の打線を無得点に抑えましたが、8回裏、2者連続ホームランを打たれ同点に追い付かれました。それでも、延長11回表、8番・片見、9番・眞中のタイムリーヒットで2点を勝ち越すと、その裏は、2番手投手の眞仲が智弁和歌山の反撃を1点でしのぎました。智弁和歌山の終盤の反撃を凌いだ2番手の眞中唯歩投手は「自分の代で校歌を歌ってやろうと思った。延長11回の打席では直球を張った。最後は気持ちで投げた。」などと少し息を切らしながら嬉しそうに振り返りました。
勝った霞ケ浦は、大会10日目、8月16日の第4試合で、滋賀学園と対戦します。