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2024年08月09日(金曜日)
被害の悲惨さを次世代に伝える 土浦で原爆パネル展
長崎に原子爆弾が投下されてから、8月9日で79年となりましたが、JR土浦駅に近い土浦市民ギャラリーでは、原爆の被害を次の世代に語り継ごうと、「原爆パネル展」が開かれています。この展示は、土浦市の主催で毎年8月に行われており、広島と長崎の原爆投下直後の市街地の写真や被害状況などのパネル30枚の展示、それに原爆を体験した人へのインタビューを記録した映像の上映が行われています。
土浦市では、およそ30年前から毎年8月6日に開かれる広島の平和記念式典に市内の中学生の代表や、日頃、戦争と平和をテーマに活動している市民団体の代表を派遣するなど、平和教育に力を入れてきました。土浦市の担当者は「戦争を体験した人の高齢化が進む中、パネルを通して、若い世代に戦争を2度と起こしてはいけないということを知って欲しい」と話しています。
原爆パネル展は、8月18日まで、土浦市民ギャラリーで開かれています。