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2024年08月09日(金曜日)

高速実験炉「常陽」の工事着工について 大井川知事、隣接市町村の意見を聴いて判断

大洗町にある国内唯一の高速実験炉「常陽」の再稼働について、茨城県の大井川知事は8月8日の記者会見で、隣接する4つの市と町の意見を考慮し、安全対策工事の開始について判断するとの考えを明らかにしました。

「常陽」は新しい燃料や材料の開発、安全性の実験を行う施設で、再来年(2026年)の再稼働を目指しています。茨城県原子力審議会は再稼働の必要性を承認しており、地元の大洗町は9月に最終判断を行う予定です。

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