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2024年08月07日(水曜日)
大洗研究所で福島1原発燃料デブリ受け入れ
大地震で爆発事故を起こした福島第一原子力発電所に残る燃料の塊=デブリについて、日本原子力研究開発機構は、デブリの詳細を分析するため、 茨城県の大洗研究所で少量を受け入れると発表しました。
原子力機構によりますと、受け入れるのは、耳かきでひとかけら採取できる量に相当する3グラム程度ということで、取り出し作業は東京電力が行います。受け入れ時期については、未定としています。
原子力研究開発機構では、福島第一原発から燃料の塊を取り出す方法を研究するため東海村の原子力科学研究所にある定常臨界実験装置「STACY」の運転を8月2日に再開しています。