ニュース

2024年08月05日(月曜日)

レカネマブ初回 16病院で 茨城県公表  患者のあいだに期待の大きさも

茨城県は7月31日、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」を投与した、茨城県内の16の病院を公表しましたが、このうち、「認知症疾患医療センター」に指定されているつくば市の筑波大学付属病院によりますと、アルツハイマー病の新薬への注目度は高く、画期的な新薬に対する期待の大きさもうかがえるということです。

新薬の投与の対象となるには、アルツハイマー病の原因となるタンパク質の蓄積状況を確認する必要があるなど、いくつかの条件をクリアしなければならず、新薬投与の開始率は半分にとどまっています。アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」は、病状が進行すると効き目はなく、 早期か予備軍の患者が対象となります。

筑波大学附属病院では、かかりつけ医などに相談してほしいと話しています。

新着記事一覧