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2024年08月05日(月曜日)
取手市の高校生、平和学習ツアーに意欲 最終の事前学習会
取手市の高校生たちが、8月4日から7日にかけて広島を訪れ、被爆者や、平和記念式典に集まる外国人らの声を聞く平和学習のツアーを実施することになり、最終の事前学習会が1日、取手市内で行われました。この日は、広島での流れや動きを確認していました。期間中、高校生らが抱いた思いなど、学習の成果は9月以降に話し合ってまとめて発表することにしています。
広島訪問は、取手市の高校生ボランティア団体「ひとつ空の下で・アンサム」代表で取手一高3年の飯田彩恵さん・18歳が提案しました。修学旅行先の沖縄での沖縄戦の話に衝撃を受け、もっと知りたいと思ったということです。外国人の中でも、アジア諸国の人々にとっては「原爆」より大本営もあった「軍都」としての広島の意味が強いのではないか、という見方もあります。事前学習は5月にも行われ、長崎の原爆による被爆者の講演を聴くなどして、意欲的に学びを深めてきました。
若い世代、次の世代に平和の尊さを伝える使命を果たす思いを強くする高校生たち。8月4日、広島へ出発です。