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2024年08月02日(金曜日)
髪型や服装 校則「ルールメイキング」 語り合う 中学生サミット開催へ 土浦
髪型や服装など、校則見直しを生徒たちが進める「ルールメイキング」活動が全国で広がる中、土浦市で初めて開かれる「中学生サミット」で「ルールメイキング」を中学生が語り合うことになりました。校則には、髪型やスマホの持ち込み禁止、下着の色を限るなどさまざまな規定があり、生徒が動いて、新しいルールを話し合いながら、みんなが納得する答えを探ろうということです。
8月9日、土浦市役所で初めて開かれる「中学生サミット」のテーマは「誰もが安心して生活できる学校をつくるために、わたしたちに何ができるのか~みんなの納得解を作るためのルールメイキングとは~」。市内から9つの中学校の代表生徒が集まり、意見を交わします。
校則には法令はなく、校長の権限で定めることができます。全国の学校で校内暴力や非行などが問題となっていた1970年代以降、厳しい校則が増えましたが、文部科学省が去年12月、生徒指導提要を改定し、校則のホームページなどでの公開と、本当に必要な規則なのか絶えず見直すように促しています。