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2024年07月30日(火曜日)
医師不足の解消へ 子供を対象にした 内科医・外科医の体験講座 つくば市
夏休み本番となり、各地でお仕事体験のイベントが開かれています。つくば市では、7月30日、不足する医師の仕事に興味を持ってもらおうと、小学生を対象にしたイベントが行われました。
筑波大学付属病院で開かれた『つくばキッズメディカルユニバーシティ』には、小学5年生から6年生までの30人が参加しました。
イベントで子どもたちは、手術用のガウンを着たり、メスで練習用の人工皮膚を切ったり、さらに、特殊なハサミで縫い合わせたりして外科医の仕事を体験しました。茨城県内は医師不足が続き、とくに、外科医は不規則な勤務形態などが理由で、なり手不足が課題になっています。
筑波大学付属病院では2012年から毎年、夏休みにあわせて、医師の仕事に興味を持ってもらおうと、イベントを開催しています。参加した子どもたちは、特殊なハサミの使い方が難しかったと振り返りましたが、貴重な体験を喜んでいました。修了式を終えた子供達には、医師の仕事へのあこがれを新たにする声もありました。