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2024年07月29日(月曜日)

給食資料と各世代の給食を展示 学校給食企画展 つくば市で

給食に関する文書資料や、給食の移り変わりを紹介した企画展が、つくば市の国立公文書館つくば分館で開かれています。

給食の歴史は、1880年代に山形県の私立小学校で始まり、困窮世帯の子どもに無償で昼食を用意したことが起源と言われています。

その後、現在の学校給食法が1954年に公布、施行され、今年で70年です。

会場では、給食に関する国の27点の文書資料と、1940年代から1950年代にかけての茨城県内の小学校の「給食日誌」を紹介しています。

また、1880年代の学校給食や、1960年代から1980年代の茨城県の一般的な学校給食のレプリカも展示され、器の変化やパン・牛乳の登場など、給食の移り変わりを見ることもできます。企画展ではさらに、調理物品の展示や調理着の試着、一番好きなメニューにシールを貼る形で1票を投じる「学校給食総選挙」も実施され、見て、体験して、楽しむことができます。

「いただきます!公文書でえがく学校給食」は、国立公文書館つくば分館で8月31日まで開かれています。なお、NHKの連続テレビ小説の放送に合わせて、題材となっている日本初の女性判事、三淵嘉子さんが、学校給食法施行の2年前、判事に任命された際の閣議決定の文書の原本も特別展示しています。

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