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2024年07月18日(木曜日)
災害や火事発生時などに活動補完 「機能別消防団」発足 小美玉 18人に辞令
小美玉市が今年度から、機能別消防団員制度を導入し、市役所の職員とOBによる団の発足式が7月18日、小美玉市役所で開かれました。団員不足が全国的な問題となる中、18人に団員の辞令が交付され、人手が不足する日中の災害などに迅速に対応できると期待されています。
機能別消防団は団員を職場や団体などに限ったり、活動を日中や大規模災害発生時などに限定したりする組織です。少子高齢化の影響で消防団員が不足し、さらに、社会構造の変化でサラリーマンが増えていて、小美玉市でも、団員のほとんどが日中は市外へ勤めに出ています。機能別消防団は「市役所隊」「OB隊」に分かれ、職員の経験を生かして、消防団の活動を補完します。発足式では、木名瀬裕一団長が各団員に辞令を手渡しました。
災害や火事などへの備えは課題で、小美玉市では引き続き、入団希望者の確保を進めるということです。