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2024年07月18日(木曜日)
常陸太田 労働局の職員らが 熱中症を防ぐ為 建設現場をパトロール
屋外の土木・建設現場で熱中症を防止しようと、茨城労働局の職員などが、7月17日、常陸太田市の建設現場をパトロールし、熱中症対策の徹底を呼びかけました。このパトロールは、建設業者で作る建設業労働災害防止協会の茨城支部などが7月16日と17日の2日間、県内全域で行いました。
茨城労働局によりますと、茨城県内では去年1月から12月までの1年間で、全ての産業を合わせ、仕事中の熱中症災害が30件報告されており、死者が1人出ています。また、今回のパトロールでは、今年4月から、足場からの墜落防止が強化されたこともあり、木造建築住宅の足場回りの点検も重点的に行われました。 茨城労働局・地方労働衛生専門官の深津直哉さんは気温だけでなく、湿度も含めた「暑さ指数」の把握が重要だと話します。
茨城県内では、先週、県南地域の道路工事現場で、3人が熱中症にかかったことが報告されており、茨城労働局では、梅雨明けを控え、対策の強化を呼び掛けています。