東海村の村松学童クラブで個人情報漏洩

東海村は、7月10日、公設の村松学童クラブの児童や保護者、指導員に関する個人情報が一時漏洩したと発表しました。いまのところ、悪用されたケースは確認されていないということです。

東海村子育て支援課によりますと、村松学童クラブの指定管理者から会計処理を委託された人が、6月16日の午前10時半ごろ、車の中に置いてあったクラブ所有のノートパソコンと紙資料一式が入った袋がなくなっているのに気付いたということです。車は、前日15日の夜7時半からなくなったことがわかった16日の午前2時半までカギを締め忘れた状態だったということです。警察へ盗難届を提出しましたが、パソコンにパスワードがなく、起動すれば個人情報が保存されているクラウドに接続できる状況だったことから、関係者が個人情報の漏洩と判断しました。一式には、村松学童クラブに関する名簿や保護者、指導員に関する個人情報が入っていました。

東海村では、個人情報や施錠の管理を徹底するなど12の学童クラブの管理者に対し再発防止を指導することにしています。