中国の呉江浩駐日大使が茨城県知事表敬

中国の呉江浩駐日大使が、7月5日、茨城県庁に大井川知事を表敬訪問し、経済など友好関係の継続を確認しました。

呉大使は、二十数年前に偕楽園へ観梅に訪れたことがあり、去年（2023年）大使に就任してからは初めての茨城県庁訪問でした。5日の大井川知事との会談は冒頭以外非公開で日本語で進められました。冒頭、大井川知事は、新型コロナ禍の影響を受けている日立市内の動物園にパンダの誘致を希望する話と西安便と上海便の運休が続く春秋航空による茨城空港への定期便再開問題の前進、それに、中国からの企業進出などについて理解と協力を求めました。これに対し、中国の呉大使は、茨城県が日中友好運動の「模範県」のひとつとしたうえ、「青年の人的交流で、大使館として、年内に、茨城県内から10人を中国に招きたい」、そして、つくばを中心とした経済交流も前向きな考えを示しました。