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2024年07月05日(金曜日)

手足口病、茨城県内で5年ぶりの流行警報

子どもを中心にウイルスによって水疱性の発疹がおこる夏の感染症、手足口病について、茨城県は7月4日、流行警報を発令しました。警報の発令は2019年以来5年ぶりということです。

県疾病対策課によりますと、6月30日までの1週間の定点観測で、小児科1か所あたりの感染者の数が警報発令の基準となる5を上回り、5・65に上昇しました。県内10の保健所管内で、報告患者数が最も多いのは、土浦の10・00で、次いで、筑西の8・29、水戸の6・25、潮来の6・00などと続きます。手足口病は、感染後3日から5日程度で、手のひらや足の裏、口の中に水疱性の発疹が出るほか、高熱、ごく稀に髄膜炎や脳炎などの合併症が起こることがあります。

県では、発熱や頭痛、嘔吐などがみられたら速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。また、日頃から手洗いや消毒、子供の排泄物の適切な処理も呼びかけています。

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