ニュース

2024年07月05日(金曜日)

つくば・ニセ電話詐欺4500万円超え被害

つくば市に住む60代の男性が、サイバーセキュリティー協会の職員を名乗る男などから「携帯電話が犯罪に使われている」などと言われ、保険料や損害賠償金として、総額およそ4500万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、今年2月上旬頃、つくば市に住む農家の60代の男性の携帯に、「携帯がウイルスにハッキングされている。ウイルスを除去する為に10万円が必要」などと電話があり、コンビニで購入した10万円分の電子マネーを騙し取られました。その後も、サイバーセキュリティー協会の職員を名乗る男などから「あなたの契約している携帯番号を使って何者かがお金を騙し取っている」「損害を受けたバス会社の職員が自殺未遂を図った。慰謝料が必要」などと電話があり、およそ5か月間で108回にわたり、指定された口座に総額およそ4500万円を振り込んだということです。取引が頻繁に行われていた男性の口座を銀行が制限したため、お金を振り込めなくなった男性の親族が本人に事情を聞き、今回の事件が発覚しました。

新着記事一覧