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2024年07月04日(木曜日)

今年上半期 倒産、件数、総額とも増加 帝国データバンク発表

今年1月から6月までの上半期に倒産した茨城県内の企業は前の年(2023年)の同じ時期に比べて5件増え、負債総額も3割近く増えたことが帝国データバンク水戸支店のまとめでわかりました。

それによりますと、今年(2024年)6月までの上半期の倒産は、72件で、前の年(2023年)の同じ時期にくらべ5件、率にして6・9ポイント増えました。負債総額は158億2500万円で、前の年(2023年)の同じ時期にくらべ26億2400万円、率にして29・7ポイント増えました。

帝国データバンク水戸支店では、「新型コロナ前の業績に戻らない企業が増加し、資金繰りの支援を受けた際の融資の返済が負担となり、事業継続を断念するケースが増えている。」と要因を分析しました。また、今後については、賃上げなどコストの増加に耐えられない中小・零細企業の「あきらめ倒産」が続出する懸念があると指摘しています。

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