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2024年07月03日(水曜日)

海開き前に 大洗で官民連携の水難救助訓練

夏のレジャーシーズンを前に、水難事故の救助を想定した官民合同の訓練が7月3日、大洗町の大洗サンビーチで行われました。今年で5回目となる訓練は、「遊泳客3人が沖に流された」との想定で行われ、地元の消防本部や海上保安部、ライフセーバー団体などあわせておよそ60人が参加しました。

訓練では、消防のドローンや海上保安部の巡視艇によって救助者の位置を確認し、ライフセーバーや水上バイクが遭難している人を救助していきました。

また、海上保安部のヘリコプターが上空から、救助者を釣り上げる訓練も行われました。

茨城海上保安部によりますと、去年、茨城県の海水浴場内で水難事故により緊急出動したケースは無いという事ですが、大洗の訓練現場の周辺では、去年8月にサーフィンをしていた50代の男性が死亡する事故が起きているほか、潮干狩りで目を離した隙に、子供が迷子になってしまうというケースも多いということから、注意を呼びかけています。

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