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2024年07月02日(火曜日)
大型物流施設を避難場所に 大和ハウスと協定締結 境町
利根川の氾濫で大規模な浸水被害が起きた場合に、大型物流施設を一時的な避難場所として活用するため、境町は、施設を整備した大手住宅メーカーの「大和ハウス工業」などと協定を締結しました。
協定は、災害が発生した際に物流施設のラウンジなどの共用部分を住民の一時的な避難場所にしたり、倉庫部分を支援物資の保管や集積場所として提供したりするとしています。調整ができれば、車の通路を一時避難した住民のための駐車場として提供することも可能です。
利根川が氾濫し、大規模な浸水被害が起きた場合、境町では、可住地面積の95%が浸水する想定となっていて、古河市や坂東市、 八千代町に広域避難することにしています。境町は、基本的には避難所を確保しつつ、逃げ切れなかった場合に施設を活用したいとしています。大和ハウス工業では、入居したテナントと調整しながら災害時の対応について取り組みを進めたい考えです。