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2024年06月28日(金曜日)

産後うつなど助産師がケア 筑波大付属病院 「バースセンター」新たに専用の12床

助産師が中心になって、妊娠や出産をサポートしている筑波大学附属病院内の助産システム「つくば市バースセンター」で新たに、専用のベッド、12床を備えたフロアが完成し、8月から供用が始まることになりました。新たな12床は、陣痛から出産まで部屋を変わることなく、家族も立ち会える「LDR室」となっています。

 

筑波大学によりますと、人口が増え続けるつくば市内で出産が可能な病院とクリニックは、筑波大学付属病院を含む4つの施設で、人口規模が近い水戸市の9つより少ない状況です。「つくば市バースセンター」はこれまでの6床に加え、新たに12床の「LDR室」を備えたことで出産数の増加にも対応できるとしています。 また、助産師の数を74人に増やし、2人の精神科の医師も配置しています。

つくば市バースセンターでは、医療の介入がほとんどない自然分娩では今後も助産師が中心になって健診から出産、産後のケアまで、妊産婦をサポートしていくということです。

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