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2024年06月27日(木曜日)
福祉の店「融点」障がい者のイメージの変化目指し つくば オープニングセレモニー
障害のある人が手作りした作品などを扱う福祉の店「融点」が6月27日、つくば市役所の中にオープンしました。融点とは、個体が溶けて液体に変わる時の温度を言います。障害のある人と社会の間の「壁」が融けるように、社会の接点づくりを目指して、多くの市民が利用する市役所の1階に設けられました。
福祉の店「融点」では食品、アクセサリー、小物など、市内の作業所で作られた様々な商品を揃えています。初日の27日は、オープンセレモニーが行われました。セレモニーでは、「融点」と書かれた白いキャンバスに何度も塗料を注いで、色あいを変化させるパフォーマンスが会場を沸かせました。店の運営は市内の複数の障がい者施設で作る任意団体、つくば市「福祉のお店」を運営する会が行います。
店では将来、商品の魅力を伝える場を作り、障がい者のこれまでのイメージを変えることも目指すということです。