ニュース

2024年06月24日(月曜日)

潮来IC〜波崎 仮称「鹿行南部道路」建設へ

東関東自動車道・潮来インターチェンジと神栖市旧波崎地区の鹿島臨海工業地帯を結ぶ仮の名称、「鹿行南部道路」が建設されることが決まりました。これは、国と茨城県、神栖市などの沿線自治体による検討委員会が、6月24日決めたものです。物流機能の強化や渋滞の緩和を目指した全長およそ10キロから20キロの道路が今後具体化されることになります。

仮称「鹿行南部道路」の沿線には鹿島港を中心に鹿島臨海工業地帯が広がり、170あまりの企業が立地しています。このため、南北に走る国道124号線は1日あたりおよそ2万台の車両が通行しており、慢性的な渋滞や混雑が続いています。地元自治体の鹿嶋、潮来、神栖の3つの市と国、県、東日本高速道路は仮称「鹿行南部道路」の必要性を10年にわたって検討してきました。今後は、一部の地域が津波浸水地域にあることも踏まえ、ルートの絞り込みや環境アセスメント調査などを経て事業化を目指したいとしています。

新着記事一覧