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2024年06月17日(月曜日)

紙おむつが使い放題 公立保育園でサブスク 古河市

サブスクといえば、音楽や動画など様々な分野で、定額の料金を払うと使い放題になるというサービスですが、古河市が、市内の公立保育園で「おむつサブスク」を始めました。茨城県内の公立の保育施設では初めての取り組みです。

おむつサブスクでは、運営会社から保育園に送られてきた紙おむつやおしりふきを使うため保護者が園に持っていく必要がなくなり、負担の軽減が期待できます。古河第二保育所では、0歳から5歳までの52人のうち7人が紙おむつのサブスクを利用しています。保育士の斉藤ゆき枝さんは、紙おむつのほか、着替えや食事用エプロンなど、多くの持ち物を用意しなければならない保護者の負担が軽減されると話します。

また、おむつサブスクの利用料金は月額2508円で固定になっているため、休むと割高になってしまう点も課題のひとつだということです。おむつサブスクのサービスを提供する大阪市の企業、「ベビージョブ」によりますと、5年前にサービスを始めると急速に広がり、現在は全国で5200の施設が利用しているということです。

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