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2024年06月10日(月曜日)

関東鉄道、平均6・4%の値上げを申請

関東鉄道は、常総線と竜ヶ崎線の鉄道運賃を今年10月から平均で6・4%値上げする案を6月10日、国土交通省関東運輸局に許可申請しました。鉄道運賃の値上げは、消費税率の引き上げに伴うものを除いて2007年以来17年ぶりです。

運賃値上げの理由について関東鉄道は、少子高齢化による沿線人口の減少に加え、新型コロナウイルスの収束後も鉄道利用の人口が回復していないことや、線路と施設の老朽対策、それに社員の賃金水準の維持などをあげています。値上げの主な内容は、旅客運賃が初乗りから2キロまでが現在の150円が170円になるなど5・9%の値上げになります。また、通勤定期は10・2%の値上げになりますが、家計負担に配慮して通学定期は料金を据え置くとしています。

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