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2024年06月03日(月曜日)
連合茨城、女性と新社会人無料労働相談
労働トラブルを抱える女性や新社会人へ対応しようと労働団体の「連合茨城」は、6月、女性や新社会人を対象にした無料の一斉相談を受け付けます。
連合茨城によりますと、女性のための一斉集中労働相談は、6月4日と5日の2日間行います。今年は、1月から4月までの4か月間で、男女あわせて209件の相談がありました。このうち半数は女性からの相談で去年より1割ほど増えています。相談内容は個人病院に勤務していた女性が、産前産後休暇を取ったものの復職してすぐ解雇された例など解雇や退職強要、ハラスメントに関する相談が6割ほどだったということです。
一方、新社会人を対象とした集中労働相談は、6月10日から14日までの5日間行います。ここ数年、新入社員が退職代行会社を利用して会社を辞めるなど離職のタイミングや方法が変化しているため今年は、集中相談の開設を例年より1か月早めています。
連合茨城の狩谷祐一事務局長は「相談をきっかけに、問題の解決に繋がればいい」と話しています。