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2024年06月03日(月曜日)
高萩・北茨城の消防広域化 来年4月をめどに
財政負担の軽減などから、消防機能を広域にする市町村が増えていますが、北茨城市と高萩市は、来年4月をめどに、消防本部の統合を目指すことがわかりました。
北茨城市と高萩市の消防本部では、高齢化が進んでいることを背景に救急車の出動回数が増えており、これまでも年間20件ほど互いの市に救急車の出動を要請しています。また、高萩消防署が所有するはしご付き消防車を北茨城市の火災現場へ出動させるなど、連携を強化してきました。高萩市は、「消防本部を統合する事で指示系統が一本になり、現場への到着時間が短くなる。管理機能を集約する事で、消防と救急の現場に職員を増やすことができ、市民サービスの向上に繋げられる」と話しています。