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2024年05月30日(木曜日)

6月1日にアユ釣り解禁 那珂川で遡上多め

アユ釣りがあさって6月1日、解禁されるのを前に、茨城県は5月29日、県内の主なアユ釣りの漁場である久慈川、那珂川、大北川、鬼怒川のアユの遡上状況を発表しました。

県水産振興課など関係者によりますと今シーズンは3月の海水温が例年に比べて2度から3度高く、アユの生き残る割合が高くなっています。このため、特に那珂川では、アユの遡上量が過去10年で最も多めとなっています。大きさは6.3センチから7.4センチほどで、平年並みということです。

茨城県内水面漁業協同組合連合会は5月までにアユの稚魚を久慈川で1600キロ、そのほかの那珂川などでも150キロから300キロほど放流しています。また、大子町や常陸大宮市では、気軽にアユ釣りが楽しめるように、アユ釣りの体験教室と道具の貸出をセットにした企画を準備しているということです。県はまた、アユ釣りをする人に対して、漁協ごとに遊漁料を納付することや指定区域を守って釣りをすることなどルールの徹底を呼びかけています。

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