ニュース
2024年05月30日(木曜日)
タクシー不足対策、自家用車に住民 つくばなど4市で実験へ
バスやタクシーなど公共交通が少ない「交通空白地」で、自家用車が地域住民を運ぶサービスについて、つくば市など県南地域の4つの市が来年1月から3カ月間、実証実験を行うことが5月29日、明らかになりました。
運転するのは地域の住民で、利用者の負担はガソリン代などの、実費相当分となります。実証実験は、地域住民がスマートフォンの配車アプリを使って乗車地点と目的地を設定すると、あらかじめ登録している住民の中でその時稼働できる人が自分の車で客を運ぶ仕組みとなっています。
実証実験を行う4つの市はつくば市のほか、牛久市、下妻市、土浦市です。このうちつくば市では、筑波山方面や桜ニュータウン方面で、バスの最終便の時間が夕方だったり、バス路線が廃止されたりして、夜の帰宅が課題となっていました。