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2024年05月29日(水曜日)

阿見「SDGs 未来都市」に選出 「社会」「経済」「環境」で目標

阿見町は5月29日、内閣府の「SDGs 未来都市」に選ばれたと明らかにしました。今年度は全国で24の自治体が選定され、茨城県内では古河市とともに阿見町が選ばれたということです。

町は「経済」「社会」「環境」の3つの分野で目標を設定し、「経済」では職住近接のコンパクトシティの推進、「社会」では会議体を通じた町民の自発的な活動の促進、「環境」ではごみの減量化と食品ロス対策を想定しています。選定を受け、生ごみとともに収集する紙コップや封筒、コピー用紙といった雑がみも資源ごみとして回収するため、町民を対象に雑がみ用で使い切りの「紙袋」の配布を検討しています。また、産学官民のプラットホームの設置に向けた関係機関のマッチングを構築します。

未来都市の選定授与式は5月23日、都内で行われました。

給食残渣の再資源化や、仮想空間・メタバースを使った泳げる霞ケ浦の空間の構築を目指し、先導的な取り組みを行う「自治体SDGsモデル事業」の選定を目指しましたが、こちらは不採択でした。

未来都市の選定は2018年度に始まり、茨城県内ではこれまでに、つくば市や境町が選ばれています。

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