2026年度、茨城県立中央看護専門学校を4年制化

笠間市にある茨城県立中央看護専門学校について、茨城県は看護学科を2026年度から4年制にすると発表しました。

県医療人材課によりますと、厚生労働省のガイドラインに従って医療事故や在宅介護などに関する座学を追加するためには3年間では現場の実習時間が少なくなるという問題点が挙がっていました。また、看護学科2年制では、ここ数年、定員割れが起きています。県では、実習時間を増やして高度人材化することによって卒業後の医療現場で戸惑いを減らし、離職を防止したいとしています。公立の看護専門学校は、茨城県以外では、長野県、神奈川県、奈良県も4年制にしています。