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2024年05月24日(金曜日)
茨城県医師会 熱中症予防を喚起 「暑さを避け、こまめな水分と塩分補給を」
茨城県医師会の鈴木邦彦会長は5月24日行われた記者会見で、今年も暑い夏が予測されることと、例年4月末から9月にかけて熱中症患者が発生することから、早めの熱中症対策を行うよう呼びかけました。
茨城県医師会によりますと、県内では、4月29日から5月12日にかけての2週間に、26人が熱中症で救急搬送されていて、去年の同じ時期と比べて2倍以上に増えています。搬送された人のうち半分にあたる13人が高齢者で、発生場所別にみると『住居』が最も多いということです。このことから県医師会は、室内では扇風機やエアコンで温度をこまめに調節して熱中症を避けてほしいとしています。また、のどの渇きを感じていなくても、外出時はもちろん、室内にいるときでもこまめに水分と塩分を補給するよう呼び掛けています。