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2024年05月17日(金曜日)

SNS型投資詐欺で6310万円被害 茨城県中央部に住む60代の男性

茨城県内に住む60代の男性が、インターネットに掲載された広告にアクセスしたのをきっかけに、著名な経済アナリストを名乗る男らから金の投資を持ちかけられて現金およそ6310万円をだまし取られました。
警察では、SNSで著名人の名前を使った投資詐欺事件が相次いでいることから注意を呼びかけています。

茨城県警犯罪対策第一課によりますと、2023年12月18日、茨城県中央部に住む60代の男性が、インターネットで著名な経済アナリストを名乗る投資広告をみつけ、LINEアカウントに登録しました。さらにアナリストのアシスタントを紹介され、再び登録すると、「金が価値投資商品として人気」などと持ち掛けられて投資サイトのアカウントの作成を指示され、やりとりが始まったということです。その後、今年1月12日に指定する口座に現金400万円を振り込んだところ、サイトに利益が出ているように表示され、信用した男性は2月1日までに14回にわたり合わせて5050万円を振り込みました。男性は、利益分を引き出そうとしたところ、相手から「利益の16%が必要」とのメッセージが届き、さらに2回にわたりおよそ1260万円を振り込んでしまい、あわせて、およそ6310万円をだまし取られてしまったということです。

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