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2024年05月13日(月曜日)

賃上げさらに 経済団体・労働団体トップが知事と意見交換

茨城県と労働団体、経済団体の3者による賃上げの機運醸成を目的とした意見交換会が、5月10日、県庁で行われ、最低賃金の引き上げや今年の春闘について意見が交わされました。出席したのは、大井川知事に加え、連合茨城の内山裕会長、茨城県商工会議所連合会の内藤学会長ら11人で、意見交換会の開催は去年に続き2回目です。

賃上げについて、経済団体からは、県内の企業の業績が改善されない中、人材確保のための「防衛的な賃上げ」が実施されている現状について説明が行われました。

大井川知事は「春闘による賃上げと 最低賃金の引き上げは連動しておらず、別カテゴリーの問題として取組むべき」と述べたほか、県は、各都道府県の経済実態を示す総合指数で茨城県は全国9位であることから、経済実態を正しく反映する為にも、大幅な引き上げが必要と説明しました。

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