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2024年05月09日(木曜日)

茨城のおまつり 江戸時代から続く5選 文化財保護のため最大500万円を補助

歴史的・文化的価値の高い茨城県の『おまつり』を後世に継承しようと、このほど、県が補助金を交付する5つの祭りが選ばれました。『茨城のお祭り』に選ばれたのは、いずれも江戸時代中期からの歴史がある日立市の「日立さくらまつり」、石岡市の「石岡のおまつり」、北茨城市の「常陸大津の御船祭」、潮来市の「潮来祇園祭禮」、ひたちなか市の「みなと八朔まつり」の合わせて5つです。

県の民俗文化財の活性化を検討する有識者委員会が、1万人以上の入込客数があって地域振興に寄与していることや国か県の指定、もしくは国選択の無形民俗文化財を含んでいることなどを基準に選びました。県は、まつり1件あたり500万円を上限に補助金を交付します。運営費のほか、衣装や太鼓、山車などまつりに使う道具などの補修に役立ててほしいとしています。

県によりますと、文化財の保護を目的としたまつりへの補助制度は、全国で茨城県だけだということです。

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